しとしとしっとり

本日、サロンコンサートでした。
雨も降ったりやんだりの繰り返しでしたが、今回もたくさんのお客様にいらしていただきました。ありがとうございました。

リハーサルのと本番の間にかなりしっかりした雨になったので、本番はしっとりした空気の中での演奏になりました。前回のブログで「明るさ」の事を書きましたが、「しっとり感（湿度感）」もその時その時であるよね、と演奏しながら思った次第です。

しっとり感でまたそのテンポが自ずと居心地のいい具合の所に収まっていくような・・。ピアニストとのリハでは曲のキャラクターや楽譜に記載されているテンポ設定から大体のテンポを決めていくのが当然のことですが、ブラフですとお部屋からの窓の外はしとしとふっている雨、雨にぬれた木々、曇っている空・・・そんな風景が作り出す本番の空気感もブラフでは演奏の大切な要素になっている気がします。

そして、木管フルートでも一曲だけですが演奏しました。
これが金属のフルートよりも響く響く、ちょっとその軽やかな響きにびっくりでした。
お部屋と木管フルートの相性がいいんでしょうね・・。

木管デビューがブラフで本当によかったです。

さて、明日からまたフェリーに乗船する事に。始発電車で新潟へ向かいます。

茶色いピアノと茶色いフルート

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