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灰の水曜日 [キリスト教]

今日は「灰の水曜日」でした。少し難しい内容になってしまいますが・・・

「灰の水曜日」は四旬節の初日にあたります。
で、「四旬節」というのは、古くから復活祭(イースター)前、復活祭に洗礼を受ける人の直前の準備期間と考えられてきました。また、すでに洗礼を受けた信者も、節制と回心につとめ、自分の生活をふり返る期間になっています。

四旬節は「40日の期間」という意味で、40という数は、イエスが荒れ野で40日間断食をしたことに由来していて、それにならって40日の断食という習慣が生まれました。
今では完全な断食ではなくて、十分な食事を控えるように考えられています。

だけど、実際には主日(日曜日)には断食をしない習慣だった事から、日曜日をカウントしないで、復活祭から40もどる結果、復活祭の46日前の水曜日(灰の水曜日)から四旬節が始まります。

やっと本題になってきた・・・。
でなんで、「灰の」水曜日というのかというと

「あなたはちりであり、ちりに帰って行くのです」(『創世記』3章19節)

これは,罪を犯したアダム(アダムとエバの)に神が言った言葉です。
この言葉は神様が一人一人の人間に謙虚さを呼び起こさせるために語り続けている言葉であるとも言えるわけで、灰の水曜日の「灰」は,この塵の意味で使われます。灰の儀式において司祭は「あなたはちりであり、ちりに帰って行くのです」と言いながら,額か頭に灰をかけます。

私も今日ごミサをうけて頭にかけてもらいました。

「新しくされる」という復活祭。それを迎える準備の良いスタートとして,この「灰の水曜日」があります。

子供の頃はなんにも知らずに教会にいってたけど、少しずつ勉強していこうかと思いました。
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