新しい風景

コンサートをする機会を重ねるたび、以前演奏した曲を取り上げることは、そんなに珍しいことじゃないけれど、特に小編成で、共演する奏者が変わると、その作品の風景と言いますか、温度なのかな？空気の緩み具合といいますか、湿度感が違って、そこにどう自分をなじませるか？みたいなことを意識させられることがあります。

これ、ものすごく楽しい時間で、前回があるから今があって、逆に前回を一歩というよりもう少し離れたところから思い返せたり・・。新しい風景が見えてきます。

一度として同じ演奏はないけれど、その時、その場に共にいる仲間と同じ世界を共有できる機会があることは本当に幸せなことですね。

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